こんにちは。ルカススタッフのSumie☆です。
春の訪れが待ち遠しい季節となりました。冬の間眠っていた命が地上を彩るのもあとわずか。同時に、私たちの体も冬に溜め込んだエネルギーのデトックスが始まり、温かい季節を迎える準備に入ります。
この時期はウォーキングや半身浴、温活などで代謝を上げてデトックスしていきたいですね。
さらに、身の回りには食べることで体内をととのえる浄化フードも。
今回はその中から、ルカスでもお取り扱いしているデーツについてご紹介します。
デーツとは
デーツはヤシ科の高木「ナツメヤシ」の実。
原産地は北アフリカから中東で、トルコやサウジアラビアでよく食べられています。
現在ではアメリカでも生産され、世界中へ輸出されるようになりました(ルカスでお取り扱いしているアリサンの有機ナツメヤシはアメリカ産です)。
デーツの特徴は、木に成ったまま自然乾燥する「天然のドライフルーツ」であること。
大きさは3〜7cmほどで、その甘みとねっとりした食感から「天然のキャンディ」とも言われています。
また、デーツと言えばクレオパトラが愛していたことでも有名です。
マグネシウムやカリウムなどのミネラル、そして食物繊維が豊富で、美しくエイジングしたい人にぴったりのおやつと言えます。
デーツの栄養について
デーツは栄養の宝庫。
食物繊維や、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分など、ミネラルも豊富です。また、抗酸化作用、活性酸素除去、美髪、美肌のために必要な栄養素も含まれています。
健やかなからだ、美、グッドエイジングを目指す人に大変おすすめな食材です。特に知っておきたい3つの栄養素についてご紹介します。
腸内活動を促す「不溶性食物繊維」
デーツには水溶性と不溶性どちらの食物繊維も含まれており、特に不溶性が豊富です。
不溶性食物繊維は、胃腸で水分を吸収して膨らみ、蠕動(ぜんどう)運動を活発にするもの。便通を良くする働きがあります。デーツの他にも、穀類、豆類、きのこ、芋類などに含まれています。
■抗酸化作用の「βカロテン」
βカロテンは、緑黄色野菜だけだなくデーツにも含まれています。
その効果は何と言っても抗酸化作用。人間は呼吸で取り込んだ酸素を二酸化酸素として排出しますが、その一部は活性酸素として残ります。
活性酸素が体内に留まると、細胞にダメージを与え、その結果がんが発生したり皮膚の老化が起こります。
健やかな体、美しいエイジングに取り組みたい方は意識的にβカロテンを摂りましょう。
■美髪、美肌を叶える「亜鉛」
ミネラルの仲間である亜鉛は、タンパク質合成の役割を果たします。不足すると細胞の新陳代謝が鈍くなり、皮膚や毛髪、爪などの見えるところに影響が現れます。
亜鉛を含むものは他に、魚介類、肉類、大豆製品、ナッツなど。日常に取り入れやすい食材が多いです。また、ビタミンCと同時に摂取すると吸収率が上がります。デーツとともに果物や野菜を合わせて食べるといいでしょう。
デーツはこんな人におすすめ
お通じがよくない、肌が荒れている、髪が薄くなってきた、老化が気になる…などなど。
みなさんはそんな不調、衰えをかんじることがありますか?
お通じが悪いと体内の循環が滞ります。毒素が溜まると、ジャンキーで刺激の強いものが欲しくなったり、栄養のあるものを食べても身になりにくくなるというデメリットも。
現代人は特に食物繊維が不足しているという研究結果も出ています。
玄米やごぼう、豆類などに含まれますが、忙しい暮らしの中で毎日摂取するのは難しいものです。
一方、デーツは手軽に食べられるという点でも魅力的。カバンに、デスクに、おやつボックスに。しのばせておくことで、小腹が空いたときの救世主になります。何より、不足している栄養素が補えて一石二鳥です。
こうしてからだの内側をから不調にアプローチしていくと、皮膚や毛髪の見えるところ、またその人の放つオーラにさえ変化をもたらします。
年齢や立場に関係なく、美しくありたい、魅力的でありたいと願う人を支えてくれるのがデーツです。
体内を浄化するデーツの食べ方
■そのままおやつに
一切調理せず、指でつまんで食べられるのがデーツの手軽さ。
ねっとりとした干し柿のような食感にかりんとうのような甘み。加工されたドライフルーツが苦手という方にもお試しいただきたいです。
ナッツやチーズを挟めばおつまみにも。
■ちぎってヨーグルトに
朝食やおやつにおすすめなのが、プレーンのヨーグルトに甘味として加えること。
果物やナッツと合わせると、デーツだけでは補えない栄養素も補充することができます。
■スムージーに
天然の甘みとしてスムージーに加えます。
野菜や果物のビタミンCと同時に摂取できるため、亜鉛の吸収率がアップします。朝の美容習慣におすすめです。
その他、デーツの注意点
どの食品にも言えることですが、食べ過ぎには注意が必要です。
食物繊維が豊富なため、食べすぎると腹痛や、逆に便秘を起す恐れもあります。
また甘みのもとである糖質もやや多いため、1日に20〜30g(3個程度)が良いとされています。
食べる時間帯は、エネルギー消費が多い朝から昼過ぎにかけてがおすすめです。
さいごに
健康、美に必要な栄養素を手軽にいただける!
それがデーツの魅力ですね。
慌ただしく過ごしていると、ついついストレスから甘いものやしょっぱいものをつまんでお腹を満たし、後で後悔する…という方も多いはず。
デーツにはその罪悪感が少ないどころか、自分にいいことをしているという多幸感さえ味わえます。甘くて贅沢なおやつで体内浄化ができるなんて夢のようです。
また、近年スーパーでも販売されるようになりましたが、安全や健康、栽培過程にこだわりのあるアリサンのデーツはまた別格の味わいです。(甘すぎず、ねっとりしすぎていません)
気になる方はぜひルカスのオーガニックフードのページをご覧ください。
>>オーガニックフード/体内浄化はこちら
ライター:Sumie☆
スワルメディテーション インターミディエイト修了
Instagram:@mana.by.sumie