あけましておめでとうございます。
ルカススタッフのSumie☆です。
みなさん、年末年始はいかがお過ごしでしたか?前回、昨年末の記事では大浄化、大掃除についてご紹介しました。実践された方はきっと、新しいことに取り組む気持ちがむくむく湧いてきているのではないでしょうか。
今回のテーマはそんな皆さんに向けて、新年を自分色に染める「ウィッシュリスト」についてご紹介します。
みなさんの花が咲くことを願って!
不満や後悔は再スタートのシグナル
昨年を振り返ったとき、みなさんは何を思いますか?
あんなこと、こんなことがあったなとか。
達成できたことや、反面やり残したこと、振り返ると悲しみがこみ上げてくるようなことも、人によってはあったかもしれません。
しかしどんな一年を過ごしたとしても、そのどれもが全て通過点です。人生はその日を終えるまで結果がわからないロングラン。
生きて走り続ける限り、過去を糧に新たな道を拓くチャンスが何度もあります。
ですから、思い出して苦しくなることがあるとき、私たちに必要なことは今を土台に新たなビジョンを描くこと。
それはどんな小さなことでも構いません。
「かわいいシールを集める」「ヨガの体験に行く」「カフェで本を読む」「新しいコスメに挑戦する」「花を活ける」などなど。
いまある暮らしの中で、手の届く小さな一歩を踏み出すこと。その行動に「喜び」や「わくわく」のポジティブなエネルギーが集まり、皆さんのオーラを輝かせます。
またその積み重ねは、体感としては地味に感じられるかもしれませんが、その変化を即座に察知するのは意外と、自分ではなくそれを身近で見ている人たちです。
誰かに勝とうとしたり、過去や他人と比べて悔しがる時間があったら、これまでやりたくてもできなかったこと、ずっとやってみたかったことにチャレンジするときです。
「はじめに言葉ありき」
ウィッシュリストについてお話する前に。
まず「言葉」が持つ力についてお話します。
新約聖書『ヨハネによる福音書』の中に、「はじめに言葉ありき」という句が残されているのを皆さんはご存知でしょうか。
「創世は神の言葉からはじまった。言葉はすなわち神であり、この世界の根源として神が存在する」これがその意味です。
みなさんも、身近な人の言葉に翻弄されたり、救われた経験がありませんか。
実は、言葉は高速でこの世を駆け巡ると言われており、人やもの、世界を動かす力を秘めているのです。
「お金がない」と口癖にしている人がいつまでもお金に悩むのは聞いたことがある話だと思いますが。その言葉も起こっている現実も、すべては「自分が選んでいる」ということは見落とせない視点です。
人の脳は繰り返しに弱く、何度も思うことが思い込みとなり潜在意識に刷り込まれます。そして、私たちに起こる現実はただ偶然によって起きているわけではなく、この潜在意識によって自ら引き寄せているのです。
この特性を、どうせならポジティブに利用したいもの。
例え今、囚われや思い込みによる口癖でネガティブな現実ばかり引き寄せているとしても、新たにポジティブな言葉の種を自分に聞かせ、ただただ信じることで同じ過ちを繰り返していた自分をガラッと変えることができます。
このとき、わざわざ潜在意識を変えようとあれこれ悩む必要はありません。
信じたいことを言葉にして、それが「そうなる」とあたかも当前のように振る舞い続けることです。
子どもの頃にやり残したことがありますか
ウィッシュリストを書くにあたり、もう1つお話があります。
みなさんは学校や仕事、スポーツチームや地域のコミュニティなど、誰しも一つか二つの組織に属し、そこでの役割を全うするために日々努力しているかと思います。
そこがどこであれ、組織にいる時間は「自分」を前面に出すというより、集団のために自分ができることで貢献することがほとんどです。
別の言い方をするなら、組織では「誰かにとっての見たい姿に自分がなる」のが自然です。操り人形というわけではありませんが、親子や、上司、部下、先生やご近所さんとの間で、バランスを取るように自分のあり方を変幻自在に操ることを、多くの人が当たり前にしています。
逆に、そこで「自分」を強調すれば場のバランスが乱れ、誰にとっても居心地の悪い場所になるでしょう。集団や組織は協調や助け合いを学ぶ場所、といい意味で割り切るほうが、「自分」を出す場所を他に探せるようになります(組織を変えよう、人を変えようとするより自分が変わる方が圧倒的に楽です)。
では、他人の意識に操られることなく、「自分」を過ごせる時間、場所はどこにあるでしょう?言わずもがな、「一人」「孤独」の時間ではないでしょうか。
ウィッシュリストは、自分だけの時間、自分にかけられるお金が突然手に入った時、いつでも「したかったこと」ができるようにしておく準備です。
いざ余裕ができても(例えば高額当選したり、休暇ができても)、実現したいことが意識に刷り込まれていなければ、何をしたら良いかわからずその場凌ぎの快楽にどっぷり浸かり、時間もお金も無駄遣いすることになるだけ。
自分に残されたお金、時間、つまりかけがえのないエネルギーを自分に費やすため、ウィッシュリストはあります。いざというときのために早速書き溜めていきましよう。
新年は100個望みを書く!
気持ちがリセットされる新年。
ウィッシュリストをはじめるにはぴったりのタイミングです。
方法は簡単。
思いついた望みをとことん箇条書きにします。
(新たにノートやペンを入手してマインドセットするのもおすすめ)
量も多ければ多いほどよく、変更があればいつでも修正します。時間経過の中で、新たに浮かんだことは逐一書き加えましょう。
私たち一人一人には生来、「創造性」の種が備わっていますから、そこに意識の光が当てられると叶えたいビジョンが必ず見えてきます。
万一望みが思いつかない方も、長年望むことを諦めていただけで無いわけではありません。
試しに、以下のような質問をご自身に投げかけてください。どんなことが浮かんでくるでしょう。
Q. 1,000円、1万円、5万円、10万円、30万円、と…ある日突然お金が手に入ったら何がしたい?
Q. 1時間、3時間、8時間、24時間、2日間、ぽっかりと休日が手に入ったらどこへ行きたい?
Q. 子どもの頃できなかったこと、中途半端に終えてしまったこと、家族に否定されて諦めたこと、できないと思い込んでいることは?
いかがですか?
何か思い浮かんだら、早速メモしておきましょう。
そもそも私たちの潜在意識には、チャレンジや行動を停止させる誤った思い込みが刷り込まれています。親から言われた「どうせできない」「いつも中途半端」「センスがない」などのネガティブな言葉は全て事実と異なります。
しかし、脳の自動操縦モードは恐ろしいほど速くその意識を現実化させます。
ですからウィッシュリストを書くときは、その思い込みを一旦全てリセットして新たに望み直すことが重要です。
本来、私たちの創造を阻むものはどこにも存在しません。もしいるとすれば、自分がその存在を内なる世界に住まわせているだけ。
そうして創造することから遠ざかっているとき、人は他者の創造の奴隷と化しています。
それは一時的には楽かもしれませんが、誰かの奴隷でい続けられるほど、人の心も魂も我慢強くできていません。
積み重なる我慢、日々の中で、あるいはある日突然、強烈な感情や病などを伴い姿を表します。
私たちは自らの道を生きるため、そしてその結果得られる喜びを感じるために生まれてきました。あらゆる制限も思い込みもネガティブなできごとも、そのレールに乗るための呼び水です。
眠りたい人は、眠れる工夫をはじめましょう。花屋さんになりたかった人は、500円を握りしめて花屋さんを探しましょう。サッカー選手が夢だった人は、ボールを持って公園に駆け出しましょう。
その一歩を踏み出すには、願うことが欠かせません。言葉にして初めて、停滞していた現実が変わります。ぜひこの新年は、望みを100個書き上げてみてください。
さいごに
ウィッシュリストは内なる世界を言語化し、創造性が芽を出す第一歩です。芽を出したあとは、計画と行動でお水をあげるだけ。
必要な助けはベストなタイミングで後からついてくるため、「いつか」を待たず、自ら一歩を踏み出しましょう。
私事ですが、昨年は以前から願っていた「コラムを書く」「言葉で人を励ます」という望みが実現した1年でした(励ませているかはわかりませんが‥)。
願いが叶うタイミングはいつ何時やってくるかわからないものです。いつでも自分の「やってみたい!」に従う準備をしておきましょう。
本年もよろしくお願いいたします。
ライター:Sumie☆
スワルメディテーション インターミディエイト修了
Instagram:@mana.by.sumie