こんにちは!ルカススタッフのSumie☆です。
今年もあっという間に12月。
この一年、窮屈だったコロナ禍を経て、大きく環境変化した人や、生き方、暮らし方を見直したという方も少なくないでしょう。
そうした中、私たちを陰ながら無言で支えてくれたのは他でもない「お家」ではないでしょうか。
考え事を支えてくれたマグカップ。寝起きの体を温めてくれたポットやガステーブル。
いつもそこにある家電や家具、水回りや窓など、「家」の存在は私たち最大の味方にして、最高のパートナーです。
そんなお家に、一年の感謝を伝えるのが年末の大掃除。
毎年面倒だな…と思っている人が多いかもしれませんが、よし、やってみよう!と重い腰をあげたくなる人が一人でも増えればと、今回はルカス的大掃除をご提案します。
来年に「不要なエネルギー」は持ち越さない
照明の埃
お風呂のカビ
網戸や窓の砂埃・・・
みようと思えばいくらでも見えてくる汚れ。
忙しいからと、つい目を背けてきた結果がそれです。
誰の家にもそのような場所が一つはあるでしょう。
この山積した塵は、放っておけばおくほど、重なるように増えていきます。
これはアメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が提唱した「割れ窓理論」に基づいています。一枚の割れたガラスを放置していると、さらに割れる窓が増え、街全体が荒廃してしまうというもの。マイナスのエネルギーは連鎖しやすいという特徴があります。
それに加え、汚れを見て「汚い」と思うことが増えると、そこに漂う汚いという「念」や「気」が新しい汚れを招きます。
その空気は目に見えませんが、人が何度も繰り返し「思う」ことが現実になるのは「引き寄せの法則」でも説明できることです。
ですから、気のいい場所、いい気を呼び寄せる場所を作るには「いい匂いだな」「綺麗だな」「明るいな」と心から思える空間を作り出すことが大切です。
本当なら、使った時に都度掃除する習慣があるといいのですがなかなか難しいもの。加えて、「汚れないように」と掃除に執着するのはかえって家にストレスが溜まる原因です。
毎日はできないとしても、年末にコツコツ掃除すればこの一年溜め込んだ不要なエネルギーは浄化できます。
来年はよりいい年になるに違いありません。
汚れは愛すべき存在です
それでも大掃除のやる気がわかないという方へ。
汚れに対して少し目線を変え、違う角度から光を当ててみましょう。
みなさんにお聞きしたいのは、埃や塵、カビや泥汚れなどは一体どこからきたかというお話です。
住まいには自分だけという人もいれば、家族やパートナー、ペットや寮生との共同生活という人もいるでしょう。
出入りする人が限られている分、そこにある汚れは言わずもがな、そこに暮らす人々が生み出した産物です。
水回りのカビは、洗い物を綺麗にするため使われた水の名残り。
網戸の泥や砂埃は、網戸が身代わりとなって受け止めてくれた痕跡。
床、天井の四隅にふわふわ漂っている埃は、衣類やカーペットからはぐれた物たちです。
そう思うと、汚れに対する想いが変わるのを感じませんか?
家は、私たちの知らない間にたくさんの不要なエネルギーを、身代わりとなりキャッチしてくれています。
もし家のあらゆるものがなければ、私たちはどうして暮らすことができるでしょう。
自分に汚れがたまり続け、今より不快で不潔な暮らしをしているかもしれません。
それほど、私たちは家の中で守られて生きているということです。
この年末は、隅々に目を向けて汚れを観察してみてください。
彼らが何を欲っしているか聞こえてくることがあります。
石鹸が必要か、たわしか、スポンジなのか。修理が必要か、交換が必要か、などなど。
汚れが愛おしく見えると、面倒だった掃除が楽しくなるに違いありません。
大掃除は「大浄化」!
掃除方法をご紹介する前に、掃除の効能についてご紹介します。
まず、家に溜め込んだ汚れは、人間が手を加える以外取り除く方法はありません(お掃除ロボットのスイッチを入れるのも人の意思と手ですね)。
放っておけば「エントロピー増大の法則」が働き、乱雑さ、無秩序、複雑さが拡大。
つまり、あれよあれよとゴミ屋敷になります(もしくは汚部屋)。
しかし、この法則に反して私たち人の手には、乱雑さを再び整理し、統合し直す力があります。
昨今、中古の物件や古民家を再生しておしゃれに住まう人が増えていますが、まさにこれは人間の為せる技。
塵の中から宝を見出し、古いものに新しい風を吹き込むのは人間の特別な能力とも言えるでしょう。
いうならば、大掃除は放っておけば荒野になるその家に、再び光を取り戻す大浄化!
掃除するだけで運気が変わると言われるのも、決して嘘ではありません。
もし、今年一年ついていなかった…という人がいたら。足元の暮らし、家のお世話を疎かにしていた自覚がじわりと湧いてきませんか?
くすんでいた家が本来の輝きを取り戻すと、そこに新たなご縁やチャンスがやってくるのでそれも掃除の醍醐味です。
ルカス的大掃除のレシピ
ルカスが心を込めて製造している「ホワイトセージ精油」「浄化スプレー」「ホワイトセージ」はお掃除、そして自宅の気をととのえるのに最適のグッズです。
お家でできる、それぞれの簡単な使い方をご紹介します。
浄化スプレーで持ち物のエネルギーを取り戻す
ルカスの浄化スプレーは自分自身の浄化以外に、持ち物の除菌、空間の消臭、香りづけにも適しています。
香りは全部で6種類。中には天然石のパワーも込められており、掃除しながら石の波動を家にチャージすることができます。
〜浄化スプレーの使い方〜
比較的小さい持ち物の手入れに
アクセサリー、文具、デスク周りの時計やティッシュケースなど、毎日使うものに限って拭いてあげることが少ないもの。
一年寄り添ってくれた小物たちを浄化スプレーで磨けば、見違えるほど輝きを取り戻します。
スプレーを吹きかけ、柔らかいクロスやガーゼ、コットンで丁寧に磨きましょう。
■大物の家具の手入れに
なかなか洗えない大物の家具(ソファ、マットレス、大きめの絨毯など)は、日頃のストレスや疲労を溜め込んでいます。
浄化スプレーを吹きかけ、天日か陰干しで乾燥させましょう。
■掃除の仕上げに
大掃除のあとは、浄化スプレーを空間に噴射します。香り、石の効能も6種類それぞれ異なるため、部屋別、目的別に使い分けて良い気を補充しましょう。
※クリスタルは「浄化・クリア」、アクアマリンは「気分転換・変化」、アメジストは「癒し、安眠」、シトリンは「元気・エネルギー」、ローズクォーツは「愛情・優しさ」、K2は「瞑想・叡智」
「ホワイトセージ精油」で掃除スプレーを作る
除菌、殺菌効果の高い精油はお掃除の最強の味方。
そこにホワイトセージ精油を加えれば、お掃除と浄化の一石二鳥!
いや、香りの効果も重なり一石三鳥です。
〜用意するもの〜
・ホワイトセージ精油
・ティーツリー精油
・ユーカリ精油
・レモングラス精油
・ペパーミント精油
・スプレー容器
・精製水(水道水可)90ml
・無水エタノール10ml
(精油はお好きなものを組み合わせたり、単品でも作れます)
〜スプレーの作り方〜
・容器に無水エタノールを入れ、お好みの精油を10〜20滴入れます。
・一度よく混ぜてから、精製水を加えます。
・蓋を閉めてよく混ぜたら出来上がり
〜使い方〜
・使用前は必ずよく振り、精油と水を混ぜ合わせてから使いましょう。
・トイレ、シンク、お風呂などの水回り、ドアノブや蛇口にスプレーを吹きかけ優しく磨きます。ピカピカになりますよ。
〜番外編〜
・一から作る手間を省きたい方は、お掃除用の無香料のアルコールスプレーが販売されています。
上記と同じように、100ml当たり10〜20滴の精油を入れると精油の効果がプラスされます。
・無水エタノールの代わりに、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダと水を混ぜて作る方法もあります。
ガスコンロの油汚れ(酸性)にはこちらがおすすめです。
・市販の無香料洗剤に精油をブレンドする方法もあります。泡で掃除したい場所に。
・シンプルに雑巾掛けする時は、バケツにぬるま湯を注ぎ、お好みの精油を3滴ほど垂らすのが簡単です。香りを楽しみながら拭き掃除ができて気分もよくなります。
大掃除の仕上げは「ホワイトセージ」
ホワイトセージは天然のハーブ。「穢れを祓う」と言われています。
またその名の通り、白みがかった葉は汚れのない「ピュア」の象徴。古くはネイティブインディアンが場所や空間の浄化に使用していたもので、悪霊や負の感情を追いやる効果があるとされています。
掃除、大掃除の直後、部屋そして自分自身からは不要なエネルギーが流れ出し、しばらくは空気中を漂っています。
そこで、ホワイトセージを炊くことで流れる煙と共に残留した負のエネルギーを祓うことができます。
〜ホワイトセージを使用した浄化法(スマッジング方法)〜
・乾燥された質の良いホワイトセージを用意します。
・ルカス取扱のアバロンシェルかリーフバーナー、無い方は耐熱皿を用意します。
・葉の先端に火をつけ、炎が安定したら火を消し、煙を立たせます。
・用意していた耐熱皿に乗せて持ち、各部屋を歩いて回ります。煙が部屋の隅々に流れるようにします。
・全ての部屋を回ったら、自然に火が消えるのを待ちます。
・窓を開け空気を入れ替えます。負のエネルギーは煙と共に、空の方へ消えていきます。
〜気をつけたいこと〜
・一度に使うセージは少量ずつです。大量に燃やすと火が消えにくくなります。
・浄化中は、燃えやすいものに近づかないように気をつけましょう。
・浄化後は自然に火が消えるのを待ちます。鎮火したことを必ず確認してください。
以上、ルカス的大掃除のレシピでした。
ただ洗剤を泡だて、力任せにゴシゴシ掃除するのもいいですが。
これではなかなか体に負担がかかります。(だからやりたくなくなりますね)
意外ですが、汚れは優しく愛情を込めて磨くと、終わったあとの輝きがゴシゴシ掃除とは比べ物にならないことがあります。
みなさんもぜひお試しください。
※精油の取り扱いには注意事項、禁忌事項がございます。ルカスホームページに詳しく掲載しておりますので、こちらも併せてご覧ください。
〈アロマについて〉
https://www.lucas.life/smartphone/page13.html
〈浄化について〉
https://www.lucas.life/smartphone/page4.html
まとめ
大掃除なんて面倒臭いな〜と思っていた方。
いかがでしょうか。
大掃除といっても、1日でドカっと掃除する必要はありません。
例えば今日はシンク。明日はガステーブル。来週は窓ガラスを。
と、少しずつ、気がついたものから手をつけていくといいでしょう。
いきなり大きなことに手をつけると、途中で嫌になってしまいます。
小さなところ、いつも触れるところからピカピカにしていけば、次第にその喜びを目で、肌で感じられるようになり、もっと掃除しよう!と思えるものです。
さらにその気持ちが先へ進むと、家のあらゆるものが可愛く思えてきます。
汚れは、その喜びを味わうためにあるのかもしれませんね。
きっと掃除が済む頃は、心も体も軽やかに。
今年の終わりをまっさらな気持ちでお過ごし頂けることと思います。
※参考文献
加茂山真紀「愛のエネルギー家事」すみれ書房(2019)
ライター:Sumie☆
スワルメディテーション インターミディエイト修了
Instagram:@mana.by.sumie